大会規定
本大会に出場するプレイヤーは等しく全てのプレイヤーの模範となることが求められる。よって、対戦中のみならず、模範的でない行為が行われた場合、そのプレイヤーは主催者の判断によって大会の参加資格を失う場合がある。
大会基本規定
- プレイヤーは、対戦相手に常に敬意を払い、お互いに健全なデュエルを行わなければなりません。
- プレイヤーは、当事者同士でのルールの相違、またはトラブル等の発生時において、速やかにジャッジを呼び、その裁定を確認する必要があります。また、異議申し立てについてはその時点でのみ行う事ができます。
- プレイヤーは、ジャッジの最終判断による決定に従わなければなりません。
- ジャッジは、プレイヤーに対して常に中立を保ち、公平に接しなければなりません。
- ジャッジは、ゲーム進行中のルール面に於いての最終判断、また、その参加当事者同士のトラブルにおいて裁定を下す権限を持ちます。
- 上記項目については、ジャッジの判断において、当日のイベント来場者にも適用されます。
持ち物
A.必要なもの
参加者は、以下のアイテムを必ず各自で用意しなければならない。
遊戯王ニューロンとデータ連携されたコナミカードゲームID
本人確認で使用します。参加申し込みの際に記載した情報とコナミカードゲームIDへの登録情報とが異なる場合、大会への参加資格を失う場合がある。 コナミカードゲームIDをスマートフォンでご提示いただく場合、スクリーンショットは不可。
40枚以上60枚以下で構築されたデッキ
デッキ構築に使用できるカードは 「遊戯王オフィシャルカードゲーム」 (日本語版)に限る。 日本語以外(アストラル文字版など)のカードの使用については遊戯王OCG公式HPにて確認する。 カードにシールを貼る、マーキングを施す等の加工を施したカードは使用できない。 エクストラデッキ・サイドデッキの用意は任意。
デッキレシピ
「遊戯王OCGカードデータベース」または「遊戯王ニューロン」にアクセス、ログインし、「マイデッキ」機能を使用してデッキの登録を行う。登録完了後に「PDFで印刷」ボタンより、デッキレシピを印刷して提出する。 カードデータベースまたは遊戯王ニューロン以外のフォーマットやカード名の手書きでの提出は認められない。(印刷後、やむを得ずデッキレシピに変更が生じた場合は、手書きで修正を行ってください) デッキレシピは主催者の任意のタイミングで回収を行う。
ライフポイントの推移を記入するための筆記用具
メモ用紙と、ボールペン・鉛筆などの筆記用具。 大会では電子計算機、「遊戯王ニューロン」、「デュエリストデバイス」の機能のみを使用したライフポイントの記録を禁止する。 メモ用紙はライフポイントの推移以外の記録を禁止する。
身分証明書
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、学生証(顔写真付きに限る)
- 上記のいずれかを準備できない場合は
- 健康保険証
- 会社等の身分証明書(社員証)、公の機関が発行した資格証明書 等いずれも顔写真付きに限る
B.その他あった方がいいもの
参加者は、自分のカードの効果処理に必要なアイテムを各自で用意しなければならず、デュエル開始時にはテーブル上に出しておく必要がある。
電子計算機
「デュエリストデバイス」または「遊戯王ニューロン」の機能の使用も可能。
コイン
表と裏がハッキリと区別できるもの。
サイコロ
市販の6面体サイコロ出目に偏りが出るように加工されたものは使用禁止。
トークン
「攻撃表示」「守備表示」が確認できるアイテムを必要数用意する。
カウンター
コインやおはじきなど、カードの上に目印として置いた際に、デュエルの進行に支障のないものを必要数用意する。 コイン・サイコロの判定、また効果処理のためのカウントを「遊戯王ニューロン」、「デュエリストデバイス」の機能を使用して処理することを認める。
1.大会ルール
A.大会ルール
- 大会ルールは 「マスタールール(2020年4月1日改訂版)」 を採用する。
- 大会は1マッチ (2デュエル先取/最大3デュエル) で勝敗を決定する。
- 大会専用のリミットレギュレーションを採用する。
B.デッキについて
大会に使用できるデッキ
- 1つの大会を通して使用できるデッキは1デッキのみとする。
- 「デッキ記入シート」に記載されたカード以外からのカードの使用は、デッキ、サイドデッキ、エクストラデッキの全てにおいて使用禁止とする。
各ラウンド(マッチ)毎のデッキ初期化
- 前ラウンド(マッチ)で入れ替えたカードは、初期のデッキ・エクストラデッキ・サイドデッキの状態に戻すことを義務づける。
- 各ラウンド(マッチ)1デュエル目の開始前にデッキ・エクストラデッキ・サイドデッキとのカードチェンジは認めない。
カードスリーブ・プロテクターの使用について(以下スリーブ)
プレイヤーは、スリーブを使用することができる。使用する場合は、遊戯王OCG公式のスリーブの装着を推奨する。公式のスリーブを準備できない場合は、代用品の使用も可能。
また、スリーブの中に使用するカードや他のスリーブ以外のものを入れてはならない。 スリーブの中に他のスリーブを入れる場合でも、デュエルに支障のない範囲で使用する。カードのテキストの確認やデッキのシャッフルが困難であるなど、デュエルの妨げとなるとジャッジが判断する場合には罰則が適用される。スリーブに加工を施すことも禁止する。デッキ及びサイドデッキにスリーブを使用する場合は、必ずデッキに使用するカード全てに対して、同一のスリーブを使用しなければならない。エクストラデッキについては同一でなくとも構わず、また使用せずとも構わない。
なお、上位入賞者へは次の対戦前に運営で用意したスリーブへの入れ替えを行う場合がある。
C.制限時間
大会では、1マッチ(最大3デュエル)の制限時間を40分とする。
- デュエル間のインターバル時間(サイドデッキとのカード入れ替え、シャッフルに費やす時間)や、プレイヤーからの申告に対してジャッジが判断のための協議などを行う時間も含まれる。
- プレイヤーは「大会基本規定」に則り、健全かつ円滑なデュエルの進行を心がける。
- デュエルの進行を引き延ばす行為には、「罰則」が適用される。
- 故意の有無にかかわらず、過度の長考や無駄の多いプレイングなどによって、対戦時間を著しく浪費している場合、ジャッジの判断によって「注意」から始まる罰則が与えられる場合がある。
- 対戦相手が対戦時間を引き延ばしていると感じた場合はジャッジに確認を行う。
- 大会形式により、下記「2.大会専用ルール」を適用する。
D.サレンダー(デュエルの敗北)の申告
デュエルの進行中に自らの敗北が決定的であると判断した場合において、デュエルの途中でサレンダー(デュエルの敗北)を対戦相手に申告し、その後速やかにジャッジに報告を行うことで、ジャッジはデュエルの敗北を適用することができる。サレンダーはデュエルの敗北のみに適用され、マッチの敗北は申告することができない。サレンダーを申告した結果によってマッチの成績が決定する場合や、エキストラターン中、エキストラデュエル中はサレンダーを申告することができない。
トーナメント方式の場合
- 0勝0敗、1引き分け、1勝0敗、1勝1引き分け → サレンダーを申告できる
- 0勝1敗、1敗1引き分け、2引き分け、1勝1敗 → サレンダーを申告できない
スイスドロー方式の場合
- 0勝0敗、1引き分け、1勝0敗 → サレンダーを申告できる
- 0勝1敗、1敗1引き分け、2引き分け、1勝1敗、1勝1引き分け → サレンダーを申告できない
2.大会専用ルール
A.3人チーム戦について
受付時
- チームリーダーに3色のリストバンドを各1本ずつ配布する。
- チームリーダー含めた3名全員が配布されたリストバンドを手首に装着する。12.20 3色のうち固定の1色は、運営側より「チームリーダー」色として指定する。 受付時にチーム3名全員が揃わなかった場合、チームとして大会に参加できない可能性がある。12.20
対戦開始前/対戦席着席時
同じ色のリストバンドを装着している相手チームメンバーを対戦相手として向かい合って着席する。
対戦開始
3人同時に相手チームメンバーとマッチ戦を行う。
チームの勝利条件
チームメンバー3名の内、2名以上がマッチの勝利を獲得すること。
チームメンバー3名の対戦終了後、勝利条件を満たしていない場合はチームメンバーのマッチ勝利数が多いチームが勝利となる。勝利数が等しい場合は下記の勝敗判定を行う。
スイスドロー戦
「引き分け」とする。(両チーム敗北扱い)
トーナメント戦
チームリーダー同士による4ターンのエキストラデュエルを行う。- 4ターンのエキストラデュエル終了時のライフポイントが多かったプレイヤーのチームが勝利。
- エキストラデュエル終了時のお互いのプレイヤーのライフポイントが同じだった場合、そのまま継続してサドンデスに突入。 サドンデス中の判定:ライフポイントの増減が発生したターン終了時に判定を行う。ライフポイントの多いプレイヤーのチームを勝者とし、ライフポイントが同じ場合は次のターンへ突入。ライフポイントをコストとして支払う場合もライフポイントの増減となる。
3人チーム戦スイスドロー戦(またはダブルエリミネーション形式)の場合
デュエル進行中に制限時間が終了した時
- そのターンの終了時まで継続。
- ターン終了時に勝敗が確定していない場合「エキストラターン」に突入。
- 「エキストラターン」 → 次の相手ターン(1ターン)を実施。
- 1ターン中に勝敗が決した場合は、通常通りデュエル終了。勝敗が決しなかった場合、エキストラターン終了時のライフポイントが多かったプレイヤーが勝利。
-
エキストラターン終了時のお互いのプレイヤーのライフポイントが同じだった場合、そのデュエルは「引き分け」とする。
エキストラターンを経たマッチの勝敗判定
3デュエル目進行中、制限時間になりエキストラターン処理を終了しデュエルの勝敗を確定
- 2勝1敗 ⇒ 2勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1勝2引き分け ⇒ 1勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1勝1敗1引き分け、3引き分け ⇒ 引き分け
2デュエル目進行中制限時間になりエキストラターン処理を終了しデュエルの勝敗を確定
- 2勝0敗 ⇒ 2勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1勝1引き分け ⇒ 1勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1勝1敗、2引き分け ⇒ 引き分け
1デュエル目進行中制限時間になりエキストラターン処理を終了しデュエルの勝敗を確定
- 1勝0敗 ⇒ 1勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1引き分け ⇒ 引き分け
デュエル開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた時
- 1勝0敗、1勝1引き分け ⇒ 1勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1引き分け、2引き分け ⇒ 引き分け
3人チーム戦トーナメント戦の場合
- そのターンの終了時まで継続。
- ターン終了時に勝敗が確定していない場合「エキストラターン」に突入。
- 「エキストラターン」 → 次の相手ターン(1ターン)を実施。
- 勝敗が決した場合は、通常通りデュエル終了。勝敗が決しなかった場合、エキストラターン終了時のライフポイントが多かったプレイヤーが勝利。
- エキストラターン終了時のお互いのプレイヤーのライフポイントが同じだった場合、そのまま継続してサドンデスに突入。 エキストラターン突入条件:制限時間終了時点でライフポイントの優劣があっても、そのターンエンドまで継続する。ターンエンド時点で勝利が確定していなければ、必ず1ターンのエキストラターンに突入する。 サドンデス中の判定:ライフポイントの増減が発生したターンエンド時に判定を行う。ライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とし、ライフポイントが同じ場合は次のターンへ突入。 ライフをコストとして支払う場合もライフの増減とみなす。 [ 判定1 ]の結果、片方のプレイヤーのデュエルの勝敗数が「1勝0敗」または「1勝1引き分け」になった場合には、1勝したプレイヤーがマッチの勝者となる。 [ 判定1 ]の結果、デュエルの勝敗数が「X引き分け(Xには整数が入る)」、「1勝1敗」になった場合には[ 判定2 ]の処理を経てマッチの勝者を決定する。
- 「エキストラデュエル」 → 4ターンを実施。 ライフポイントは8000から開始。先攻後攻はジャンケンによって決定する。4ターン継続し、終了時でのライフポイントが多いプレイヤーがデュエルの勝者。
- エキストラデュエル終了時のお互いのライフポイントが同じだった場合、そのまま継続してサドンデスに突入。 サドンデス中の判定:ライフポイントの増減が発生したターンエンド時に判定を行う。ライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とし、ライフポイントが同じ場合は次のターンへ突入。 ライフをコストとして支払う場合もライフの増減とみなす。 [ 判定2 ]の結果、デュエルの勝敗数が「X引き分け(Xには整数が入る)」、「1勝1敗」になった場合には、再び[ 判定2 ]の処理を経てマッチの勝者を決定する。
1勝したプレイヤーがマッチの勝者。
B.個人戦について
受付時
参加者であることを判別する名札やリストバンドを装着する。
対戦開始前/対戦席着席時
対戦相手として向かい合って着席する。
対戦開始
対戦相手とマッチ戦を行う。
勝利条件
マッチの勝利(2勝)を獲得すること。
制限時間40分を過ぎた時点で、マッチの勝利条件(2勝)を満たさない場合の処理
以下の手順に従ってデュエルの勝敗判定を行い、マッチの勝者を決定する。
個人戦スイスドロー方式(またはダブルエリミネーション形式)の場合
デュエル進行中に制限時間が終了した時
- そのターンの終了時まで継続。
- ターン終了時に勝敗が確定していない場合「エキストラターン」に突入。
- 「エキストラターン」 → 次の相手ターン(1ターン)を実施。
- 1ターン中に勝敗が決した場合は、通常通りデュエル終了。勝敗が決しなかった場合、エキストラターン終了時のライフポイントが多かったプレイヤーが勝利。
- エキストラターン終了時のお互いのプレイヤーのライフポイントが同じだった場合、そのデュエルは「引き分け」とする。
エキストラターンを経たマッチの勝敗判定
3デュエル目進行中制限時間になりエキストラターン処理を終了しデュエルの勝敗を確定
- 2勝1敗 ⇒ 2勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1勝2引き分け ⇒ 1勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1勝1敗1引き分け、3引き分け ⇒ 引き分け
2デュエル目進行中制限時間になりエキストラターン処理を終了しデュエルの勝敗を確定。
- 2勝0敗 ⇒ 2勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1勝1引き分け ⇒ 1勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1勝1敗、2引き分け ⇒ 引き分け
1デュエル目進行中制限時間になりエキストラターン処理を終了しデュエルの勝敗を確定。
- 1勝0敗 ⇒ 1勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1引き分け ⇒ 引き分け
デュエル開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた時
- 1勝0敗、1勝1引き分け ⇒ 1勝プレイヤーがマッチの勝者
- 1引き分け、2引き分け ⇒ 引き分け
個人戦トーナメント方式の場合
- そのターンの終了時まで継続。
- ターン終了時に勝敗が確定していない場合「エキストラターン」に突入。
- 「エキストラターン」 → 次の相手ターン(1ターン)を実施。
- 勝敗が決した場合は、通常通りデュエル終了。勝敗が決しなかった場合、エキストラターン終了時のライフポイントが多かったプレイヤーが勝利。
- エキストラターン終了時のお互いのプレイヤーのライフポイントが同じだった場合、そのまま継続してサドンデスに突入。 エキストラターン突入条件:制限時間終了時点でライフポイントの優劣があっても、そのターンエンドまで継続する。ターンエンド時点で勝利が確定していなければ、必ず1ターンのエキストラターンに突入する。 サドンデス中の判定:ライフポイントの増減が発生したターンエンド時に判定を行う。ライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とし、ライフポイントが同じ場合は次のターンへ突入。 ライフをコストとして支払う場合もライフの増減とみなす。 [ 判定1 ]の結果、片方のプレイヤーのデュエルの勝敗数が「1勝0敗」または「1勝1引き分け」になった場合には、1勝したプレイヤーがマッチの勝者となる。 [ 判定1 ]の結果、デュエルの勝敗数が「X引き分け(Xには整数が入る)」、「1勝1敗」になった場合には[ 判定2 ]の処理を経てマッチの勝者を決定する。
- 「エキストラデュエル」 → 4ターンを実施。 ライフポイントは8000から開始。先攻後攻はジャンケンによって決定する。4ターン継続し、終了時でのライフポイントが多いプレイヤーがデュエルの勝者。
- エキストラデュエル終了時のお互いのライフポイントが同じだった場合、そのまま継続してサドンデスに突入。 サドンデス中の判定:ライフポイントの増減が発生したターンエンド時に判定を行う。ライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とし、ライフポイントが同じ場合は次のターンへ突入。 ライフをコストとして支払う場合もライフの増減とみなす。 [ 判定2 ]の結果、デュエルの勝敗数が「X引き分け(Xには整数が入る)」、「1勝1敗」になった場合には、再び[ 判定2 ]の処理を経てマッチの勝者を決定する。
1勝したプレイヤーがマッチの勝者。
3.カード制限
代用カードの使用禁止
デッキ構築に使用するカードは全て「遊戯王オフィシャルカードゲーム」(日本語版)を使用しなければならない。
代用のカードや、カード(カードスリーブ・プロテクター)にシールを貼る、マーキングを施す等の「遊戯王オフィシャルカードゲーム」に加工を施したカードの使用を禁止する。
デッキに使用する事ができるカード
1.19AREA CHAMPIONSHIP 2023の「予選」「本戦」は開催日前日までに発売された遊戯王OCG商品の収録カード、及び開催日前日までに配布されたカードを使用することができます。
デッキの枚数制限
- デッキ40枚以上60枚以内
- エクストラデッキ0枚以上15枚以内
- サイドデッキ0枚以上15枚以内(エクストラデッキのカードも含められる。)
枚数制限のあるカード
大会では、デッキ構築に枚数制限のあるカードを「禁止カード」「制限カード」「準制限カード」として設定する。
- 禁止カードデッキ・エクストラデッキ・サイドデッキの構築に使用できない。
- 制限カードデッキ・エクストラデッキ・サイドデッキに入れられる同名カードの枚数は1枚まで。
- 準制限カードデッキ・エクストラデッキ・サイドデッキに入れられる同名カードの枚数は2枚まで。
以上のカード群は「リミットレギュレーション」を参照の事。
追加禁止カード
大会では以下のカードを「禁止カード」に追加する。
- 神秘の中華なべ
- 非常食
- レインボー・ライフ
- 自爆スイッチ
- 三位一択
デュエルの手順
デュエルの手順は以下のステップを順に実行する。
- 対戦相手と挨拶し、握手する。
- 各プレイヤーは、対戦相手に自分のエクストラデッキとサイドデッキの枚数を提示する。
-
各プレイヤーは、自分のデッキを対戦相手に見える位置でシャッフルする。
シャッフルとは、切り混ぜる行為を指す。
この時にカードを確認しながら並びを入れ替えシャッフルする等の行為は禁止する。
例/「モンスター」「魔法」「罠」の各種別のカードを振り分けてからシャッフルを開始する。etc. - 各プレイヤーは、対戦相手に自分のデッキをカットしてもらう。 カットとは、いくつかに分割し入れ替える行為を指す。 この時に対戦相手は、過度なシャッフルを禁止する。
- ジャンケンを行い、勝ったプレイヤーが先攻・後攻を選択する。 ジャンケン以外の方法(コイントス等)で先攻・後攻を決める事を禁止する。 2デュエル目以降は、直前のデュエルの敗者が先攻・後攻を選択する。
- 各プレイヤーは、デッキの上から手札として5枚のカードを引く。 カードを引いてからの先攻・後攻の選択を禁止する。
- 先攻プレイヤーのターンからデュエルを開始し勝敗を決する。
- 各プレイヤーは、インターバル(デュエルとデュエルの間)にサイドデッキを使用してデッキ・エクストラデッキのカード交換を行うことができる。 この時、交換前と交換後のデッキ、エクストラデッキの枚数が同じにならなければならない。
進行中の注意
- デュエル中に不明点/質問がある場合、またはルール上でプレイヤー同士の意見の相違がある場合は、その場でジャッジの指示を仰ぎその指示に従う。なお、まだ行っていないカードの処理の結果について、その結果がどうなるかを事前にジャッジに質問する事はできない。
- プレイヤー同士が間違いに気がつかずに処理を行い、その後デュエルが進行してしまった場合、カード効果処理やポイント計算等の事項については、デュエルを巻き戻しての処理を行わない。
- デュエル終了後の不服申し立てにはジャッジは一切応じない。
- デュエル中の行動については、必ずお互いのプレイヤーに確認を取りながら行動する。
- 1ターン中の戦略考察時間は3分間を目安とする。これは1プレイに費やす時間を指すものではない。プレイヤーは常に円滑なデュエル進行に努めなければならず、過度の度重なる長考などによってデュエル進行を妨げる行為はジャッジの裁量により罰則の対象となる。
- デッキやカードなどはフィールドの定められた場所に置いてデュエルを進行する。正しくない場所に置いてデュエルを進行する事はできない。
- カードのテキストや処理について、相手プレイヤーに確認の上、「遊戯王ニューロン」の機能を使用し、「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ - カードデータベース」を確認することを認める。ただし、デュエルの進行に不要な確認を行い、対戦時間を費やすことはできない。
禁止事項と大会中のマナー
反則・違反行為について
代表的な反則・違反行為については「大会罰則規定」を参照。
なお、AREA CHAMPIONSHIP大会規定・罰則規定は参加者に等しく適用され、与えられる物であり、参加者は大会規定・罰則規定を利用した判定の申し立て、またはそれを誘導する行為をしてはならない。
- 指定された集合時間に対する遅刻。
- 対戦相手に対して「せかす」「罵倒する」等の行為を行う。
- じゃんけん以外の方法で1デュエル目の先攻・後攻を決定する。
- 1ターンに3分を超える戦略考察を行う。
これは1プレイに費やす時間を指すものではない。1ターン中の度重なる長考はジャッジの判断により罰則の対象となる。 - 対戦中に過度に時間を費やす。(デッキからカードを選んで行う行為やシャッフル、インターバルでのカードの入れ替えやシャッフル、など)
- デュエルの進行に必要のない、手札を過剰にシャッフルする行為などを繰り返し行う。
- トーナメント中に「デッキ記入シート」に記載したデッキ内容に変更を加える。
- シャッフルやカットの際に故意にカードを見る。
- カード内容を故意に偽って表現する。
- ライフポイント・手札の枚数を故意に偽って表現する。
- 自分または相手のデッキから引かれるカードを操作する。
- デュエル中に観戦者等の第三者からアドバイスを受ける。または、デュエル中に観戦者等の第三者に話しかける。
- 何らかの印のついたカードまたは、カードスリーブ・プロテクターを使用する。
- カードスリーブ・プロテクターの中に使用するカードや他のスリーブ以外のものを入れる。
- 対戦相手に誤解を与えるようにカードを置いて対戦を行う。(正しくないカードゾーンに置く、デッキや墓地の位置を入れ替える、デッキの置く向きを斜めや横にする、除外されたカードを墓地に重ねておく、など)
- 対戦相手に明示せずにカードをフィールドに置く。または、置かれているカードの場所を移す。
- プレイ中にカードまたは、カードスリーブ・プロテクターに印を付ける。
- 「デッキ」「エクストラデッキ」「サイドデッキ」の枚数制限を超えたカードをデッキ構築に使用する。
- いかなる理由にかかわらず、39枚以下のデッキ枚数でデュエルを行う。
- 「禁止カード」「制限カード」「準制限カード」の枚数制限を超えたカードをデッキ構築に使用する。
- デュエルフィールド上に、デュエルの進行に必要の無い物を置く。
- 対戦中に物や体の一部などで故意にフィールド上、手札のカードを隠す。
- 墓地のカードをシャッフルし順番を入れ替える。
- 対戦中にサイドデッキのカードを確認する。
- ジャッジに対して罰則を適用するように要求する。
- 「遊戯王ニューロン」の機能を使用する以外の用途で、対戦中にスマートフォンなどの電子機器を使用する。
大会中のマナーについて
プレイヤーは大会基本規定を順守する。過度なマナー違反に対してはジャッジの判断により罰則が適用される。
- 大会会場のルールおよび、ジャッジに従う。
- 対戦中の飲食は行わない。
- 対戦中にトイレ等の理由で離席する場合は、対戦相手とジャッジの承諾を得る。
- 無断で対戦中に対戦相手のカードを触らない。
- 常にスムーズなデュエル進行を心がけ、フェアなデュエルを心がける。
- デュエルの準備、デュエル間のインターバル、対戦終了後のデッキ初期化などは円滑に行い、大会の運営を妨げない。
- 対戦相手や第三者に不快感を与えるプレイングは行わない。(過度に音を立てる、大声をあげる、必要以上に疑う等の威圧的な行為)
- 対戦相手に誤解を与えるプレイングは行わない。(魔法・罠カードを重ねて置く、手札をフィールドのカードと混ざる場所に置く、等の行為)
- ジャッジや対戦相手、第三者に暴力的な発言や、礼儀を欠いた発言は行わない。(インターネットを利用した誹謗中傷なども含まれる)
- デュエル終了後は、お互い必ずデッキをチェックしカードの過不足を確認する。
- デュエル中は相手との確認の上、処理を行う。
- ライフポイントの計算は、必ずお互いの分をメモ用紙に記録する。
- 「遊戯王ニューロン」の機能を使用する以外の用途で、対戦中に携帯電話やスマートフォンといった、電子機器、通信機器は使用しない。
- 1つの試合終了後、デッキを初期状態に戻し、対戦結果報告を行う。
大会罰則規定
1.罰則の種類
A:注意
- 注意は、その行為が大会規定等に抵触することをプレイヤーに伝えることを目的とする。
B:警告
- 警告は、その行為が大会規定等に違反していることをプレイヤーに伝えることを目的とする。
- ジャッジはその行為が悪質であると判断する場合、より上位の罰則を適用することができる。
C:デュエルの敗北
- この罰則が適用された場合、そのプレイヤーは進行中のデュエルに敗北する。
- デュエルとデュエルの間に違反した場合は、次のデュエルに適用する。
- ジャッジはその行為が悪質であると判断する場合、より上位の罰則を適用することができる。
- デュエルの敗北は公式に記録される。
D:マッチの敗北
- この罰則が適用された場合、そのプレイヤーは進行中のマッチに敗北する。
- マッチとマッチの間に違反した場合や、すでに敗北が決まっているマッチで違反した場合には、ジャッジの判断で次のマッチに適用することができる。
- ジャッジはその行為が悪質であると判断する場合、より上位の罰則を適用することができる。
- マッチの敗北は公式に記録される。
E:失格
- この罰則が適用された場合、そのプレイヤーは進行中のマッチに敗北、大会失格となる。
- プレイヤーが失格前に獲得していた賞は、そのまま受け取ることができる。
- 失格は公式に記録される。期間中の開催で失格となった場合は、上位大会への参加資格は失効する。
F:受賞資格を失う失格
- この罰則が適用された場合、そのプレイヤーは進行中のマッチに敗北、大会失格となる。
- プレイヤーが失格前に獲得していた受賞資格も失われる。
- 受賞資格を失う失格は公式に記録される。期間中の開催で受賞資格を失う失格となった場合は、上位大会への参加資格は失効する。
2.罰則の適用
- 本規定は指針であり、ジャッジは情状を酌量して罰則を軽減もしくは追加できる。
- 同一の違反を繰り返した場合、ジャッジはより上位の罰則を適用できる。
- 罰則はジャッジの判断によってのみ適用される。参加者や第三者が罰則の適用及び適用された罰則に対する不足をジャッジに要求することは認められない。
- 罰則の適用の要求が過度に行われた場合には、その行為に対してジャッジは罰則を適用する場合がある。
- 3人チーム戦で失格者が発生した場合、以降は失格者以外の2名で進行する。(失格者の対戦相手には不戦勝が適用される)12.20
- 個人の罰則について、ジャッジはチームに対する罰則として適用する場合がある。12.20
3.デッキに関する違反
A:デッキに関する違反
- デッキが40枚未満である。
デュエルの敗北
デッキにサイドデッキから適正なカードを追加し40枚に直す。 - デッキ(サイドデッキを含む)に同一カードが4枚以上含まれている。
デュエルの敗北
デッキ(サイドデッキを含む)から不適切なカードを取り除き、使用するデッキを適正な状態に正す。取り除いたことでデッキが40枚未満になった場合は、サイドデッキから適正なカードを追加し40枚に直す。 - デッキ(サイドデッキを含む)に使用できないカードが含まれている。
デュエルの敗北
デッキ(サイドデッキを含む)から不適切なカードを取り除き、使用するデッキを適正な状態に正す。取り除いたことでデッキが40枚未満になった場合は、サイドデッキから適正なカードを追加し40枚に直す。 - デッキ(サイドデッキを含む)に制限を越えた枚数の「禁止・制限・準制限カード」が含まれている。
デュエルの敗北
デッキ(サイドデッキを含む)から不適切なカードを取り除き、使用するデッキを適正な状態に正す。取り除いたことでデッキが40枚未満になった場合は、サイドデッキから適正なカードを追加し40枚に直す。
B:デッキリストに関する違反
- デッキリストの提出を義務づける場合において、デッキリスト内容とデッキ(サイドデッキを含む)内容が異なっている。
受賞資格を失う失格(景品なし)12.20
4.ルールに関する違反
- 故意ではなく、ルールを誤解したプレイをした。
注意
この違反の後、次の重大な判断が行われる前であるとジャッジが判断した場合であるならば、ゲームを元の状態に戻す。 この違反の後、すでにゲームが進行し、重大な判断が行われた後の場合、または、重大な判断が行われた後であるとジャッジが判断した場合には、ゲームはそのまま進行する。使用したカードは墓地へ置く。(墓地へ置いたことによって、効果の発動や処理は行わない。 ) - 故意ではなく、過剰にカードを引いた。
警告
この違反のあと、次の重大な判断が行われる前であるとジャッジが判断した場合であるならば、過剰に引いたカードをデッキに戻しシャッフルする。
この違反のあと、すでにゲームが進行し、重大な判断が行われた後の場合、または、重大な判断が行われた後であるとジャッジが判断した場合には、過剰に引いた枚数分だけ無作為に手札からカードを選んで デッキに戻しシャッフルする。 - 故意ではなく、過剰にカードを見た。
注意
見てしまったカードを適切な場所に戻す。(デッキのカードであった場合、デッキをシャッフルする。) - ルールやカードの効果によらず、故意に手札などの非公開情報となるカードなどを相手に公開した。
警告
- 故意に、ルールに違反したプレイをした。
受賞資格を失う失格主な不正行為の例
- カードのシャッフル・カット時に自分・相手プレイヤーのカードを故意に見る。 罰則:受賞資格を失う失格
- 故意に必要以上のカードをドローする。 罰則:受賞資格を失う失格
- 故意にカードテキストについて嘘をつく。 罰則:受賞資格を失う失格
- 故意にライフポイント、手札の枚数などについて嘘をつく。 罰則:受賞資格を失う失格
- 自分、または相手のデッキの内容を事前に操作したり、その場で操作する。 罰則:受賞資格を失う失格
- 自分の体の一部や物を使ってフィールド上や手札のカードを意図的に隠す。 罰則:受賞資格を失う失格
- 勝利の譲渡等不正な試合全般。 罰則:両方のプレイヤーが受賞資格を失う失格
5.遅刻
- 指定の集合時間に大会毎に決められた条件を満たしていない。
警告
- 指定の集合時間後5分経過しても、自分の席についていなかった。
デュエルの敗北
- 指定の集合時間後10分経過しても、自分の席についていなかった。
マッチの敗北
6.裏の状態で区別のつくカードの使用
- 規則性がない場合
注意
カードスリーブ・プロテクターを交換するなど、区別のつかない状態にする。 - 規則性がある場合
デュエルの敗北
カードスリーブ・プロテクターを交換するなど、区別のつかない状態にする。 カードスリーブ・プロテクターを使用しない場合でも、裏の状態で区別がつかない状態であれば問題ない。
7.不必要に長い時間をかけたプレイ
- 故意ではなく、不必要に長い時間をかけたプレイをした。
注意
この違反により、マッチの結果に影響があったとジャッジが判断した場合、ジャッジの判断により罰則が追加される場合がある。 - 故意に、不必要に長い時間をかけたプレイをした。
マッチの敗北
一例:「1ターン中に何度もカードテキスト確認を要求する」「毎ターン、何度も自分の墓地やエクストラデッキのカードを確認する。また、相手の墓地のカードの確認を過剰に要求する」「一手一手に長時間思考を要求する」「対戦中に不必要なルールの確認を何度も求める」など。
8.不適切な対戦結果の決定
- 故意に、自らの対戦結果に対する罰則の適用をジャッジに要求した
デュエルの敗北
- 対戦を行わず、ルールやカードの効果などで定められていない方法で(ジャンケンなど)勝敗を決定した。
失格
- 金銭などメリットの提供を約束し、対戦結果を操作した。
受賞資格を失う失格
- 故意に、途中棄権した。
マッチの敗北
9.詐欺行為
- 対戦結果を偽って報告した。
受賞資格を失う失格
- 他人になりすまし、対戦結果を報告した。
受賞資格を失う失格
- 他人になりすまし、大会に参加した。
受賞資格を失う失格
10.デュエル中の私語
- デュエル中他のプレイヤーまたは観戦者等の第三者にアドバイスを受けたり、ルールを確認した。
警告
会話、電子・通信機器等の使用といった手段は問わない。この違反により、マッチの結果に影響があったとジャッジが判断した場合、ジャッジの判断により罰則が追加される場合がある。 - デュエル中他のプレイヤーまたは観戦者等の第三者に話しかけた。
警告
この違反により、マッチの結果に影響があったとジャッジが判断した場合、ジャッジの判断により罰則が追加される場合がある。 - プレイヤーの応援者が相手プレイヤーに対して「せかす」・「罵倒する」等の行為を行った。
警告
プレイヤーの応援者の行為もプレイヤー自身の行為としてみなす。 この違反により、マッチの結果に影響があったとジャッジが判断した場合、ジャッジの判断により罰則が追加される場合がある。